INTERVIEW

5~10年先を見据えた動きで、
より良い成果を生み出すために挑戦中

開発部

M.O

【入社時期】2017年
【配  属  先】生産本部開発センター開発部加工品開発室

【事業所名】尼崎事業所
【出身学部】化学生命工学部 化学・物質工学科 マテリアル科学コース

2017年に新卒で入社し、現在は生産本部開発センター開発部加工品開発室で勤務しています。入社当初から加工品の開発に携わり、設計・解析・実験などの開発業務を担当。特に、エレベーター用ロープの開発や高耐食定着具の開発などに取り組んでおり、早期に開発完了できるよう日々努力しています。チーム内での連携を大切にし、より良い成果を生み出すために常に挑戦しています。

QUESTION 01 インタビュー写真 QUESTION 01

仕事紹介

開発部生産本部開発センター開発部加工品開発室

生産本部開発センター開発部加工品開発室では、当社製品+αで付加価値を創出することを目指しています。高機能性・高使用性・高耐食性をキーワードに、各開発テーマに取り組んでいます。具体的には、製品の端末金具を開発したり、ケーブルの健全性評価用にモニタリング技術の開発を行うなどしています。開発部では、直近に実用化される製品の開発ではなく、5~10年後に実用化を見据えた製品の開発が多いです。調査業務を主とするテーマもあります。

QUESTION 01

QUESTION.01

入社して一番成長を実感した瞬間や、達成感を感じたエピソードを教えてください。

入社2年目の終わりに、高強度線用のアンカー試験を行ったところ、想定よりも早期に断線が発生してしまいました。断線の原因を究明するために試験後のアンカーを解体して中の状態を確認したり、他部署と連携してサンプルを複数作製して実験・解析するなど、設計を見直しました。その結果、高強度線に最適なアンカー設計を作成し、最大規模のアンカー試験にも合格することができました。この経験を通じて、自信がつき成長を実感しました。

QUESTION.02

当社を選んだ決め手と、入社前と後でイメージが変わった点があれば教えてください。

当社を選んだ決め手は、学生時代に学んだ金属や腐食の知識が生かせることと、橋梁用ケーブル等比較的大きな構造物に使用されていることに魅力を感じたからです。入社前は堅い雰囲気かなと予想していましたが、実際には話しかけやすい雰囲気で、先輩社員や上司の丁寧なサポートに非常に助けられました。上司との面談や各室でのミーティング、各部署での会議もあるので、業務の全体像や内容を把握でき、業務フォローの機会は多く、安心して仕事に臨めます。

QUESTION 01

QUESTION.03

学生時代、就職に対して何か不安や疑問を感じていましたか?
それは入社後、どのように解決・変化しましたか?

学生時代、就職活動に対しての不安は、特に自分の専門性がどこで活かせるのかという点でした。しかし、入社後は技術系総合職として多岐にわたる業務を担当し、実際に自分の知識やスキルを現場で活かせることを実感しています。また、職場では専門的な技術を学びながら、他部門と協力して進めるプロジェクトにも参加でき、不安が解消されました。

QUESTION.04

育休からの復帰後、職場のサポートや仕事と家庭の両立で助かっていると感じる制度や環境があれば教えてください。
また育児と仕事を両立する上で、普段どのような工夫をしていますか?

育休から復帰後、柔軟な勤務時間や在宅勤務制度を利用し、非常に助かっています。子どもがまだ小さいため急な対応が必要な時もありますが、フレキシブルな働き方ができることで、家庭と仕事を両立しやすくなっています。また、上司や同僚の理解が深く、仕事の進行状況に応じてサポートしてもらえる環境がありがたいです。育児と仕事を両立するためには、タスクの優先順位を付け、効率的に仕事を進めることを心掛けています。さらに、家事の負担を分担するため、家庭内での協力体制をしっかり整えるようにしています。

QUESTION.05

いま取り組んでいる(目標としている)ことはありますか?
現在挑戦していることや目指しているキャリアについて教えてください。

現在取り組んでいる目標は、軽量エレベーター用ロープの開発です。これまでにロープ用の加工品を開発したことがなく、知識が乏しいため、開発に必要な項目を確認しながら、担当部署としっかり連携していく必要があります。また将来的には、PC・ENGにとらわれず多岐にわたる製品・技術を開発したいと考えており、今後も開発テーマを通じて専門知識を深めるとともに、業務の幅を広げていきたいと考えています。

QUESTION.06

新入社員に望むこと、就職活動中の後輩たちへのメッセージなどをお願いします。

新入社員には、自分の意見をしっかり持ちつつ、周囲の意見にも耳を傾ける姿勢を大切にしてほしいです。特に、開発部では他部署を巻き込んで実験や開発業務を行いますので、柔軟に対応し、共に成長していく意欲を持ってほしいと思います。就職活動中の後輩たちには、自分のやりたいことや価値観にあった会社を選んでほしいと伝えたいです。面接等で人・会社の雰囲気に違和感はないか、といった観点を持つことも重要です。自分に合った環境で働くことで、より充実した社会人生活が送れるはずです。

QUESTION.07

オフはどんな過ごし方をしていますか?
休日の過ごし方やリフレッシュ方法について教えてください。

休日は子どもと公園や近くの支援センターに出掛けたり、家族でショッピングモールへ買い物に行ったりして過ごしています。支援センターではイベントも多く、たまに家族で参加して楽しんでいます。まだ子どもは保育園へ通い始めたばかりで風邪を引くことが多いので、無理して通園させず家でゆっくり過ごすときもあります。また、平日の仕事終わりに直ぐ夕食が出せるように作り置き料理を作ったり、映画やドラマを見たりしてリラックスしています。

QUESTION 01

CAREER STEP

キャリアステップ(未来の私)
  • 入社1年目

    現場の基礎を学ぶ

    入社後は、先輩社員の実験業務の作業補助を行ったり、試験機を操作するなど、現場での業務を実践しながら基礎知識を身につけ理解を深めました。実務を通じて自分の成長を感じました。技術者としての基盤を築く1年でした。

  • 入社4年目

    開発を完了させ特許を出願

    自分の担当する開発テーマを完了させ、最終的に特許を出願できました。短期対応が必要なテーマだったのですが、自分で設計した金具で試験と評価を行った結果、上手くいったときはうれしかったです。技術的なスキルを高めつつ、任せてもらえる業務を増やしていくことが目標です。

  • 入社10年目

    新しい製品を提案できる技術者

    自分の知識と経験を生かし、新しい製品を提案できる技術者として成長したいです。組織全体の技術力向上や、若手の育成にも積極的に関わり、会社の成長に貢献していきたいと思っています。

SCHEDULE STEP

ある1日のスケジュール

08:15

出社・朝の準備

出社後、メールのチェックや1日の業務を確認し、タスクの進捗状況を整理します。

08:30

KYミーティング

各室員の当日の作業内容とKYポイントを室員全員で共有します。

09:00

実験開始

実験を行う日は、作業担当者に協力してもらいつつ、試験準備と試験を行います。

11:00

資料作成

試験終了後にサンプルの写真撮影や試験結果を控えて資料にまとめます。

12:00

昼食

食堂で昼食を取ります。昼食は日替わりで数種類の中から選べます。別部署の人と雑談したりコミュニケーションを取るときもあります。

13:00

他部署との打合せ

新規テーマでは部署内は知見不足のため、他部署との打合せは重要です。意見や助言をもらいやすいよう、分かりやすい資料作りを心掛けています。

15:00

作図・解析業務

次の実験に向けて、金具を作図・発注したり、解析でモデル化して結果を確認します。

17:00

退社

1日の業務を振り返り、自分のタスクを整理し、翌日の予定を確認して退社します。

interview01

営業部

お客様満足を軸に成果をあげ、
女性営業マンのロールモデルに

2023年 営業本部エンジニアリング事業部営業部大阪営業室

interview02

製造部

製造技術や知識を深め、
品質改善・生産効率化の課題を解決

2021年 生産本部尼崎事業所製造部ケーブル加工品製造室

interview03

製造部

製造現場の最前線で、
技術力向上と業務改善に全力投球

2018年 生産本部尼崎事業所製造部鋼線製造室

interview04

技術部

より良い製品づくりに貢献し、
グループをリードしていく存在を目指して

2023年 生産本部尼崎事業所技術部PC技術室建築グループ

interview05

開発部

5~10年先を見据えた動きで、
より良い成果を生み出すために挑戦中

2017年 生産本部開発センター開発部加工品開発室

interview06

技術部

重要なのは天性のスキルではなく経験
自信と経験を積み、任される存在になる

2021年 生産本部尼崎事業所技術部エンジニアリング技術室第1グループ

interview07

設備部

知識・経験を積んで成長し、
強度計算のプロフェッショナルへ

2021年 生産本部尼崎事業所設備部設備室

interview08

営業部

自分の提案が成果に結びつき、
会社の成長に貢献できる喜びを味わえる

2023年 営業本部ロープ事業部ソリューション営業部

interview09

技術部

専門知識と語学力を生かし、
海外プロジェクトにも取り組みたい

2020年 生産本部尼崎事業所技術部インフラ工事技術室

interview10

技術部

さまざまな課題解決を通じて、
より良い品質のものづくりで社会貢献

2023年 生産本部尼崎事業所技術部鋼線技術室