INTERVIEW

重要なのは天性のスキルではなく経験
自信と経験を積み、任される存在になる

技術部

W.N

【入社時期】2021年
【配  属  先】生産本部尼崎事業所技術部エンジニアリング技術室第1グループ

【事業所名】尼崎事業所
【出身学部】理工学研究科建築学専攻

入社後、現部署に配属され、セミパラレルワイヤケーブル(SPWC)や構造用ワイヤロープの設計業務他に携わっています。最初は、製品の仕組みや設計・製造方法、品質管理を学び、基礎知識を固めました。(もちろん、今もこれからも常に、学ぶことはたくさんあります。)現在は、社内での設計業務だけでなく、お客様からの技術的なお問合せや、建設現場での架設指導といった社外対応も担当し、業務の幅を広げています。

QUESTION 01 インタビュー写真 QUESTION 01

仕事紹介

技術部生産本部尼崎事業所技術部エンジニアリング技術室第1グループ

現部署では、主に設計業務を担当しています。ケーブル端末金具やその付属品について、強度照査や部品の取合い検討、図面作成などをして、仕様を決定します(生産効率や品質管理についても考えます)。必要に応じて、お客様との打合せも行います。また、製品の調達業務にも携わり、製作工程やコスト管理にも関わります。製品を納品したあとは、架設技術にも携わり、建設現場への架設指導訪問なども担当します。他にも、製品について新たな取り組みをする場合には、それらの実験計画~実施を担当することもあり、業務内容は多岐にわたります。

QUESTION 01

QUESTION.01

入社して一番成長を実感した瞬間や、達成感を感じたエピソードを教えてください。

苦戦したのは、力学でない分野を扱う時です。ケーブルは構造材料として使われますが、防食や止水性能も必要です。学生時代の力学ではこのような分野には触れませんから、仕事を始めた当初は「樹脂?」「ゴム?」「塗装?」といった感じです。初めはわからないことだらけですが、上司や先輩、関係部署の皆さんに指導していただきながら、仕事をこなせるようになりました。日々の業務を通じて、自分で問題点を見つけ、解決へのプロセスを考える。必要な人物へアプローチし、解決できる場面が増えていくことで、成長を実感しています。

QUESTION.02

当社を選んだ決め手と、入社前と後でイメージが変わった点があれば教えてください。

建築学科での勉強を通じて、設計とモノづくり、どちらもやりたいという思いがあり、メーカーを選びました。中でも当社を選んだ理由は、鋼線業界、もっといえば、ケーブル構造に携われることです(シャープでしなやかな大空間を実現できるケーブル構造は、とても魅力的です)。また、国内には鋼線を扱う製造メーカーは多くなく、専門家として特化した存在になれる、と感じていました。

QUESTION 01

QUESTION.03

学生時代、就職に対して何か不安や疑問を感じておられましたか?
それは入社後、どのように解決・変化しましたか?

学生時代に得た専門性を生かせるのか、不安はありました。実際に就職後、力学などはツールとして確実に役立ちます。しかし“仕事”についてはまったくの素人であることを実感します。押さえるべきポイントがわからない、誰に聞いたら解決するのかわからない、といった状態です。ただし、重要なのは天性のスキルではなく経験です。しっかりとサポートしてくれる先輩や上司の下、4年目の今、仕事をこなせるようになってきたと感じます。

QUESTION.04

社会人になって良かったと思うことは何ですか?
また、学生時代にもっとやっておけば良かったと思うことがあれば教えてください。

仕事を通じて、人とのつながりの大切さを実感したことです。仕事は自部署で完結せず、製品をつくる製造部、工場設備を管理する設備部、安全や物流を管理する業務部など、社内だけでもこれだけの人と関わります。何か困れば、皆が助けてくれますし、その度、つながりの大切さを実感できます。 社会人になると、まとまった自由時間がとれるのは大体、週末だけです。あれもこれもしたい、が時間が足りない。そうなると、学生時代には時間がたくさんあったなあ、と実感します。その時間で、もっといろいろなことに挑戦しておけばよかったですね。

QUESTION.05

いま取り組んでいる(目標としている)ことはありますか?
現在挑戦していることや目指しているキャリアについて教えてください。

4年目の今、大規模な案件に取り組んでいます。ただ大きいということではなく、大きいことで、従来の製造方法ではつくれないから設備を増強しないといけない、もちろん製品の品質を満足させながら…。「大きい製品の輸送方法は?」など、課題はたくさんあります。この案件をしっかりと遂行させて、自信と経験を積み、将来のキャリアの糧にしたいです。

QUESTION.06

新入社員に望むこと、就職活動中の後輩たちへのメッセージなどをお願いします。

企業とは、現状を維持するものではなく、よりよくするものであることを伝えたいです。どのような仕事でも壁にあたることがあると思います。しかしその時に、前からそうだから、現状では無理だから、ではなく、おそれず積極的に提案して行動する意欲を持っていてほしいと思います。 仕事の話ではありませんが、地元から離れた地での就職はいったいどうなるのか、期待あり不安ありでしたが、今ではすっかり関西を満喫しています。

QUESTION.07

オフはどんな過ごし方をしていますか?
休日の過ごし方やリフレッシュ方法について教えてください。

平日は、同僚や先輩、後輩社員と飲み歩いてリフレッシュしています。休日は、まとまった時間で旅行をしたり、街へ出て映画鑑賞や古着屋めぐり、地図アプリを使ってまだ見ぬグルメを開拓したり。家にこもってドラマアニメ鑑賞、ゲームをすることもあります。仕事とオフはしっかりと切り替えて、充実したオフ時間を過ごしています。

QUESTION 01

CAREER STEP

キャリアステップ(未来の私)
  • 入社1年目

    基礎を学ぶ

    基礎知識を学びながら、初めは業務プロセスの一部を任され、サポートしていただきながら取り組み、次は一人で、次はその範囲を広げて…、というように段階を踏んで雰囲気を掴み、業務に慣れる1年でした。また、先輩に同行して現場へ出向き、実際に製品や製造ラインを見て、基礎知識の理解を深めていきました。

  • 入社4年目

    案件を一貫して担当

    案件を一貫して担当し、お客様とのやりとりも行います。私の発言や行動が、神鋼鋼線のそれになります。あらゆることに責任が伴い、確かな技術力が求められます。これに応えられるよう、日々勉強しています。お客様から「神鋼鋼線に頼んでよかった」と言ってもらるような存在になることを目指します。

  • 入社10年目

    リーダーとして活躍

    案件業務だけでなく、開発/改善プロジェクトのリーダーとして、培ったスキルを生かしてチームを引っぱっていく、また、お客様からも指名をもらえるような“任せられる”存在になり、会社や社会の成長に貢献したいと思います。

SCHEDULE STEP

ある1日のスケジュール

08:30

出社、今日の準備

出社後、メールのチェックや会議予定などを確認します。
ここで、今日1日の流れをイメージして、準備を整えます。

09:00

グループミーティング

週に1度、グループ内で業務進捗やスケジュール、周知事項の共有を行います。
苦戦している業務などがあれば、この場でメンバーへ相談したりします。

10:00

デスクワーク(設計業務)

午前中は、技術的な設計検討や作図、製品製作指示の書類作成などを行います。
また、午後からの打合せや実験の準備も行います。

12:00

昼食

食堂では多くの社員が昼食をとっています。「あの人いるな」と見つけたら隣へ座り、ちょっと聞きたかった話や、プライベートのネタ収集などもしたりしながら、休憩をとります。

13:00

打合せ

カラダがあたたまってきたところで、午後は打合せや実験に取り組みます。
打合せでは、関係部署や協力会社と、製品仕様や生産工程の検討、実験計画のすり合わせなどを行います。

14:00

工場作業(確認試験など)

工場棟へ出向き、生産状況の確認や製造方法の勉強をしたり、開発棟へ出向き、新たな製品仕様や製造方法の確立に向けた確認試験を行います。

17:00

今日の整理と明日の確認

デスクに戻り、回覧資料やメールの確認を行います。
また、打合せや実験結果のまとめ、やり残した業務を行います。

18:00

退社

翌日の予定を確認し、必要な準備を済ませて、退社します。

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営業部

お客様満足を軸に成果をあげ、
女性営業マンのロールモデルに

2023年 営業本部エンジニアリング事業部営業部大阪営業室

interview02

製造部

製造技術や知識を深め、
品質改善・生産効率化の課題を解決

2021年 生産本部尼崎事業所製造部ケーブル加工品製造室

interview03

製造部

製造現場の最前線で、
技術力向上と業務改善に全力投球

2018年 生産本部尼崎事業所製造部鋼線製造室

interview04

技術部

より良い製品づくりに貢献し、
グループをリードしていく存在を目指して

2023年 生産本部尼崎事業所技術部PC技術室建築グループ

interview05

開発部

5~10年先を見据えた動きで、
より良い成果を生み出すために挑戦中

2017年 生産本部開発センター開発部加工品開発室

interview06

技術部

重要なのは天性のスキルではなく経験
自信と経験を積み、任される存在になる

2021年 生産本部尼崎事業所技術部エンジニアリング技術室第1グループ

interview07

設備部

知識・経験を積んで成長し、
強度計算のプロフェッショナルへ

2021年 生産本部尼崎事業所設備部設備室

interview08

営業部

自分の提案が成果に結びつき、
会社の成長に貢献できる喜びを味わえる

2023年 営業本部ロープ事業部ソリューション営業部

interview09

技術部

専門知識と語学力を生かし、
海外プロジェクトにも取り組みたい

2020年 生産本部尼崎事業所技術部インフラ工事技術室

interview10

技術部

さまざまな課題解決を通じて、
より良い品質のものづくりで社会貢献

2023年 生産本部尼崎事業所技術部鋼線技術室