INTERVIEW

さまざまな課題解決を通じて、
より良い品質のものづくりで社会貢献

技術部

Y.S

【入社時期】2023年
【配  属  先】生産本部尼崎事業所技術部鋼線技術室

【事業所名】尼崎事業所
【出身学部】工学部材料放射光高額専攻

入社後、生産本部尼崎事業所の技術部に配属され、鋼線技術室で技術的な部分に携わっています。 1年目は製造工程の基礎知識や品質管理、お客様から送られてきた製品の不具合や改善部分の調査をしながら、基礎的な部分を学びました。 現在は、製造工程内で発生した品質トラブルの調査と改善、お客様からの品質改善や性能向上の依頼対応をしています。

QUESTION 01 インタビュー写真 QUESTION 01

仕事紹介

技術部生産本部尼崎事業所技術部鋼線技術室

製品の工程設計、品質の管理や改善、技術的な問い合わせ対応などをしています。具体的には、ばねの中でもオイルテンパー線という線について担当しています。オイルテンパー線は、主にエンジンのピストンを上下させるためのばねに使用されている線です。自動車にも使用されるたため、ばねに品質的な問題が発生すれば人命にもかかわり、ばねが折れずに保てるような性能が求めらます。技術室では、製造の工程内で折損原因になる疵の発生原因の改善や、お客様から不具合が発生した際の調査をしています。

QUESTION 01

QUESTION.01

入社して一番成長を実感した瞬間や、達成感を感じたエピソードを教えてください。

製造工程内での品質トラブルの解決に取り組んだ際の経験があります。原因の特定と改善策の立案にあたり、他部署と協力してデータを分析したり、作業者と現場での観察を繰り返したりしました。その過程で、作業者の方々から日々の業務で気づいた細かい点や、トラブルが発生した際のリアルな状況をヒアリングし、改善策の方向性を大きく見直すきっかけとなりました。さらに、改善策をお客様に説明する際には、専門用語を避けて分かりやすく説明することを心掛け、お客様の納得と信頼を得ることができました。この経験を通じて、技術的なスキルだけでなく、相手の視点に立ったコミュニケーションがいかに重要かを学びました。

QUESTION.02

当社を選んだ決め手と、入社前と後でイメージが変わった点があれば教えてください。

子どもの頃からものづくりが好きで就職先も、ものづくりで社会貢献ができる会社をと考えていました。また、大学で材料系を専攻していたため、物づくりで自分の専攻が生かせるところを探したときに当社と出会いました。材料系の会社で、明石海峡大橋のケーブルや高速道路に使用されるPC鋼など、高い技術力とものづくりによる社会貢献ができることから、ここでなら自分の条件と合致すると思い、当社を選びました。

QUESTION 01

QUESTION.03

学生時代、就職に対して何か不安や疑問を感じていましたか?
それは入社後、どのように解決・変化しましたか?

学生時代の就職活動では、入社後の仕事や職場環境が本当に自分に合っているのかどうか、大きな不安を抱えていました。特に、自分のスキルや知識がどの程度役立つのか、また新しい環境にうまく適応できるかが心配でした。しかし、実際に入社してみると、これまで学んできた知識や培ってきたスキルを現場で生かす機会が多くありました。さらに、先輩社員や上司が親身になって指導してくださり、サポートも手厚かったため、当初感じていた不安は次第に解消されました。結果として、今では安心して業務に取り組むことができ、自分の成長を実感しています。

QUESTION.04

社会人になって良かったと思うことは何ですか?
また、学生時代にもっとやっておけば良かったと思うことがあれば教えてください。

学生時代に、もっと多くのことに挑戦しておけばよかったと感じています。専門分野以外の勉強やアルバイトについても、1つの仕事を続けるだけでなく複数のアルバイトを経験することで、異なる視点や幅広い視野を身につけることができたのではないかと思います。また、それによって多様な仕事への対処法や新しい学びを得られたのではないかと振り返っています。

QUESTION.05

いま取り組んでいる(目標としている)ことはありますか?
現在挑戦していることや目指しているキャリアについて教えてください。

現在取り組んでいる目標は、製造工程内で発生する疵の特定と、その発生を低減するための対策の実施です。製品はさまざまな工程を通過する中で、各工程で異なる要因によって疵が発生する可能性があります。そのため、疵の発生原因を一つ一つ特定し、特定した原因に基づいて具体的な改善策を実施し、その効果を検証しています。さらに、導入した対策が他の製造ラインにも適用可能かを検討することで、全体的な品質向上を目指しています。また、疵が発生していないラインについても、その対策を横展開することで、さらなる効率化や未然防止につなげることを模索しています。

QUESTION.06

新入社員に望むこと、就職活動中の後輩たちへのメッセージなどをお願いします。

新入社員に求めることは、コミュニケーション能力です。私は技術職ですが、仕事で他部署の人と協力して仕事をすることは多いですし、それ以外にも工場の作業者や、お客様と関わることも多くあります。その為、コミニケーション能力が必要になります。
また、自分が本当にやりたい仕事ができる会社を選んでほしいです。自分に合った環境で働くことで、よりよい社会人生活が送れると思います。

QUESTION.07

オフはどんな過ごし方をしていますか?
休日の過ごし方やリフレッシュ方法について教えてください。

オフの日は、自宅でゲームをしてリラックスすることが多いです。日常の忙しさを忘れて気分をリフレッシュする良い手段になっています。
また、休日には趣味のボードゲームを友人と楽しんだり、一緒に日帰り旅行に出かけたりすることもあります。
長期休暇を取るのが難しい中でも、短い時間でリフレッシュできる方法を工夫し、仕事に影響が出ないよう心がけながら、充実した時間を過ごしています。

QUESTION 01

CAREER STEP

キャリアステップ(未来の私)
  • 入社1年目

    現場の基礎を学ぶ

    入社後は、製造工程の基礎知識や品質管理、お客様から送られてきた製品の不具合や改善部分の調査をしながら、基礎的な部分を学びました。

  • 入社3年目

    自身で案件を一貫して担当

    現在発生している品質問題やお客様から頂く改良点などの課題を一貫して担当し、解決を目指します。

  • 入社5年目

    さまざまな課題解決と後輩の指導

    現在発生している問題の解決以外に、品質改善や性能向上ができるところを探し、改善していきます。また、技術的なスキルをさらに高めつつ、後輩への技術指導にも取り組み、チーム内で信頼される存在となることが目標です。

SCHEDULE STEP

ある1日のスケジュール

08:30

出社・ミーティング

出社後、部署のミーティングを実施し、前日にあったことや本日実施する事項などの共有をします。

09:00

メールチェック

メールのチェックや1日のスケジュールを確認し、返事が必要なものがあれば対応をします。

10:00

品質確認

工場内で製品に品質的な問題があったものについて確認します。

13:00

調査業務

お客様から送られてきた部材の不具合や改善点の調査をします。

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営業部

お客様満足を軸に成果をあげ、
女性営業マンのロールモデルに

2023年 営業本部エンジニアリング事業部営業部大阪営業室

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製造部

製造技術や知識を深め、
品質改善・生産効率化の課題を解決

2021年 生産本部尼崎事業所製造部ケーブル加工品製造室