スパイラル表面突起ケーブル

開発の背景

・斜張橋の長大化に伴い、斜材ケーブルに生じる種々の振動現象の顕在化。ケーブルに作用する風荷重の増加。
・制振対策として行われるダンパー等の設置による構造的対策では、定期的なメンテナンスや取替が必要。そのため、ケーブルの表面形状を変更し空力特性を向上させる空力的対策が望ましい。
 →風荷重を十分に低減し、かつ、各種振動現象を完全に抑制できる独自形状を開発

神鋼鋼線からのご提案

・ケーブル表面にらせん状の突起を備えたスパイラル表面突起ケーブルは、風荷重の低減効果および空力振動現象に対する優れた制振効果を発揮。

風荷重の低減効果 

スパイラル表面突起ケーブルの抗力係数は、円断面ケーブルの設計に用いられる抗力係数を下回ることを、高速域まで風洞実験で確認。

優れた制振効果

渦励振、レインバイブレーション、ドライギャロッピング、ウェイクギャロッピングなどの空力振動現象による有意な振動が発生しないことを、さまざまな条件の風洞実験で確認。