瀬底大橋

被覆ケーブルが使用されたニールセン橋である瀬底大橋のケーブルを渦流探傷調査による非破壊検査で検査しました。

瀬底大橋
【状況または問題点】
ニールセン橋である瀬底大橋は、斜材としてケーブルが使用されており、その安全性を確保するためには、ケーブルの維持管理を適切に行うことが必要です。しかし、ケーブルはその保護と防錆のために被覆や保護管に覆われていることが一般的、目視点検を行うためには保護管を除去し、さらに点検後には保護管の復旧工事を行う必要があり、通常の目視点検を主とした点検が困難でした。
【対応策】
保護管の上から非破壊でケーブル素線の腐食、割れ、傷等を調べることができる渦流探傷システムを利用し、ケーブルの非破壊検査を行い、適切な評価をすることができました。当社の渦流探傷システムは、非常に軽量(計測器+バッテリ+センサー)でコンパクトな装置を使用。作業性に優れているのも評価のポイントとなりました。
【使用例】
渦流探傷調査