当社グループの理念体系は、社会の一員として果たすべき役割を示した【神鋼鋼線ミッション】と、すべての従業員・役員で共有する価値観と行動指針を示した【神鋼鋼線クレド】によって構成され ています。『社会が前に進むために、「なくてはならない価値」を提供し続ける』という旗印の下で、一人ひとりが強い「意志」を持ち、ステークホルダーの皆様とともに「団結」して、高い目標に果敢に「挑戦」し続けることで、持続可能な社会を次の世代へつないでいきます。
マテリアリティの特定に際しては、以下のステップで当社が取り組むべき課題を広範囲にわたって抽出し、有識者のアドバイスもいただきながらマテリアリティ分析を行いました。社会において解決が求められている多くの課題の中から、当社のリソースを活用することで解決に貢献することができ、かつ当社の企業価値向上にもつながる「今、取り組むべき重要テーマ」を明確にするため、当社の事業推進における重要度、ステークホルダーの皆様にとっての重要度を評価軸として優先順位付けを行い、5つのマテリアリティを取締役会にて承認。それぞれのアクションプラン・KPIを踏まえ、推進体制の整備を進めました。
STEP 1
課題抽出・整理
社内外取締役ならびに執行役員が全員集まりワークショップを実施
STEP 2
スクリーニング
社外のステークホルダーの皆様にご協力いただき幅広くヒアリングを実施
STEP 3
テーマの特定
マテリアリティマトリクスを作成し社内にて議論を深め重要テーマを特定
STEP 4
推進体制の整備
アクションプラン・KPIを取締役会にて承認の上推進体制・規程を整備
当社が「今、取り組むべき重要テーマ」として、事業の目的である「神鋼鋼線ミッションの達成」に関する3テーマ、事業を継続するための手段である「価値創造の源泉・資本の強化」に関する2テーマ、合わせて5つのテーマを当社のサステナビリティ経営におけるマテリアリティとすることを取締役会にて承認しました。
【事業の目的】
Output / Outcome
神鋼鋼線ミッションの達成
【事業継続の手段】
Transformation
価値創造の源泉・資本の強化
サステナビリティ経営の基盤となる「ガバナンスの強化」については、かねてより経営の重要課題として注力しており、今後も引き続き改善・進化に取り組む決意を全社で共有しております。
Governance
ガバナンスの強化