ワイヤロープの端末加工は、事前の加工や現場での調整など、現場条件等を考慮して選定して下さい。
端末部の定着効率は、端末加工の種類によりそれぞれ異なります。
シンコークランプは、当社独自のアイ圧縮止め加工法で、定着効率が高く、安全で使いやすいのが特長です。
工場圧着型と現場圧着型があり、現場の状況によって使い分けることができます。
定着効率:95%以上
専用プレス機により、
工場で圧着加工を行っています。
定着効率:90%以上(φ8mm以上),95%以上(φ6.3mm以下)
ロープ径φ16mm以下の構造用ステンレス鋼ワイヤロープは、現場での圧着加工も可能です。
エンドストッパーは定着効率が高く、形状が非常にコンパクトです。また、現場での組立工数が少なく施工性にも優れています。
定着効率:100%以上
シンコーエンドクランプは、定着効率が高く形状がスマートで、かつ先端形状を自由に加工できます。エンドクランプには、 ネジエンド、アイエンド、フォーク(ジョー)エンドなどがあり、ネジエンドはターンバックルとも接続可能です。 定着効率:100%以上
定着効率:80~85%ワイヤグリップによる定着は、ワイヤロープの一端を折り曲げ、それをロープ本体にグリップで止める方法です。
シャックルにはSBタイプとBBタイプがあります。
ワイヤロープの先端をアイ加工して使用する場合、アイ部分に入れることによりワイヤの摩耗を防止する保護金具です。